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公認会計士試験

昨日5/25に、平成20年度公認会計士試験の短答式試験が行われました。
最近の試験では、1次試験・2次試験・3次試験の区分がなくなった代わりに、短答式試験の合格者が論文式試験に挑戦できる仕組みとなっているようです。

私も平成3年の公認会計士試験2次試験を受験しましたが、かなり昔のことになってしまいました。
クーラーのない蒸し暑い会場(確か、大阪経済大学)で受験し、答案用紙に汗がにじんだ事を記憶しています。
当時は短答式試験はなく、いきなり論文式の試験でしたので、完全に一発勝負でした。
そういうこともあり、人生を賭けて臨む受験者の中には、悲壮感が漂う人もいました。
まさに「ガチンコ勝負」でした。

現在の試験制度では、合格者を増やすことが目的とされており、合格率もかなり高くなってきています。
聞くところのよりますと、2018年頃までに公認会計士を現在の約2倍の5万人にする計画だそうです。

監査が必要となる領域は年々増加しており、業務の範囲も広がっていますので、私は公認会計士の数を増やすことには賛成です。
しかし、それは母体である受験者数を増やすことによって達成するべき課題であり、合格率を上げることで解決するべきではないと考えています。


信和綜合会計事務所(大阪の税理士法人)
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