新型インフルエンザが問題になっています。
今回発生したウイルスは、以前より懸念されていた強毒性のH5N1型(鳥インフルエンザ)ではなく、幸いなことに弱毒性のH1N1型です。
また、今のところはタミフルやリレンザなどの薬が有効ということですので、少しほっとしています。
ただ、今回のウイルスが強毒性のウイルスやタミフル耐性のウイルスに変異することもあるそうなので、油断はできません。
さらに、H5N1型が人から人へ感染するウイルスに変異するかもしれないという脅威は消えたわけではなく、心配は尽きません。
医療の専門家によりますと、近いうちに強毒性のウイルスによるパンデミックが発生することは、どうやら避けることはできないようです。
パンデミックが避けられないのであれば、今できることを準備しておくしかありません。
今回の事態は、個人・法人を問わず誰もが危機管理について真剣に考える良いきっかけとなったと思います。
・パンデミックが発生する前には、どのような準備をしておくべきか?
・パンデミックが発生した場合、個人生活や企業経営をどのように継続させるのか?
検討・実施すべきことは少なくありません。
また、毎年発生する季節性のインフルエンザも馬鹿にするべきではありません。
日本でも、毎年1000万人以上が感染し、毎年1万人以上の方がインフルエンザが原因で亡くなられていると言われています。
にもかかわらず、感染者は隔離されることはなく、まったくの野放し状態です。
日本では、「インフルエンザ=ひどい風邪」という認識をされる方が多いように思いますが、これは誤りです。
日本以外の先進国では、インフルエンザ(flu)は空気感染する伝染病として、風邪(cold)とは全く別の病気として考えられています。
15年ほど前にニューヨークの地下鉄に乗ったのですが、咳をすると周りの人から激しく睨まれたのを憶えています。
毎年発生するインフルエンザには、予防接種が有効とされています。
(平成20年の予防接種は予想が少し外れたようですが、例年はほぼ的中しているそうです。)
少なくとも、インフルエンザに感染した人が無理に出社して、お客様・取引先や職場の同僚に感染させることだけは絶対にするべきではありません。
信和綜合会計事務所(大阪の税理士法人)
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