記事一覧

贈与のスパイラル

今回は、親から9億円の現金の贈与を受けた人が、その資金を使ってしまった場合を考えてみたいと思います。

贈与税は、贈与を受けた年の翌年3月15日までに申告・納税をすることになります。
900,000,000円の贈与の場合は、447,200,000円の贈与税が発生することになります。
しかし、贈与を受けた資金をすでに使ってしまっていれば、納税資金について親から再度の贈与を受けることになるかもしれません。

翌年に、納税資金447,200,000円の全額について親から再度の贈与を受ける場合は、翌々年に220,800,000円の贈与税が発生することになります。
贈与を受ける納税資金447,200,000円については納税により使い切ってしまうため、翌々々年にまたまた親から納税資金の贈与を受けなければならないかもしれません。

裕福な彼らはどうするのでしょうか?


信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
http://www.shinwa-ac.net/
税理士をお探しの方がいらっしゃいましたら、信和綜合会計事務所に是非ご紹介ください。