10月1日より、たばこ税が大幅に引き上げられます。
現在一箱(20本入)の販売価格が300円程度のたばこの場合、増税後の価格は400円を越えるようです。
たばこ税は、たばこの製造業者・卸売業者が、たばこを小売業者に売り渡したときに課される税金であり、増税後は一本あたり約12円(国税・地方税合計)が課税されることになります。
つまり、たばこの販売価格の6割程度がたばこ税であり、一見かなり高い割合のように思えます。
しかし、欧州では7割以上となっている国がほとんどであり、日本だけが極端に高いわけではないようです。
今回は一本あたり3.5円の増税ですが、近年、たばこが体に悪い影響を与える嗜好品であるという理由で増税が繰り返されています。
本当は、税収減に悩む政府の台所事情によるものと思われますが、世間が健康ブームであることもあり、意外に批判は少ないようです。
愛煙家の方には辛いことかもしれませんが、残念ながら、今後もたばこ税の増税は続くものと予想されます。
これを機会に禁煙される方も多いのかもしれません。
信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
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