口コミサイトの不正操作が盛んに報道されています。
やはりそうだったかと思いましたが、何を今更という気もします。
口コミサイトは、商品を購入した人やサービス・飲食店を利用した人が、その商品やお店の評価・コメントをするサイトのことです。
本来の口コミサイトの目的は、多くの人の意見を集めることにより商品やお店を客観的に評価し、消費者の選択に役立つ情報を提供することにあります。
特に、日本人は人がどのように評価しているかを重視する傾向が強いため、多くの人が口コミサイトの情報を参考にしているのではないかと思います。
ただし、口コミサイトが消費者の選択に役立つかどうかについては、評価やコメントをする人に悪意がないことが前提となります。
今回の報道のように不正操作をする業者に依頼するなどということは論外ですが、自分に有利になるようなコメントや評価を自作自演したり、他人を貶めるようなコメントや評価をしたりということは以前からあったように感じます。
また、インターネット上の意見というものは誰が書いているのかがわからないという点で無責任であり、書いている人の一方的な思い込みであることも多いのではないでしょうか?
それ故、私は以前から口コミサイトなどの情報は信用していません。
しかし、事業者としては「口コミ」というものを大事にすべきです。
それも誰が書いたのかわからない口コミではなく、誰が書いたのかがはっきりしている口コミを。
例えば、以下のような口コミこそが事業者としての本当の財産です。
・実名を記載したお客様の声
・継続的に情報発信しているブログやフェイスブックでの紹介
なお、A社やBさん等の匿名の口コミでは全く意味がありません。
それを見た消費者には「どうせ自分で書いてるんだろう」としか感じていただけないのです。
つまり、匿名での口コミは、口コミサイトの情報と同レベルでしかないということです。
信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
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