先日、2012年の公認会計士試験の合格発表がありました。
合格者数は旧2次試験合格者除いて1,301名で、合格率は7.4%となっています。
監査法人への就職難もあり、合格者を絞っているのかと思いますが、受験者数が少し減少しているのが寂しい限りです。
(過去の合格者数と合格率)
合格者 合格率
2012年:1,301人( 7.4%)
2011年:1,447人( 6.4%)
2010年:1,923人( 7.6%)
2009年:1,916人( 9.4%)
2008年:3,024人(15.3%)
2007年:2,695人(14.8%)
2006年:1,372人 ( 8.5%)
2005年:1,308人( 8.5%)
1991年: 638人( 8.9%)←恥ずかしながら私の合格年次です。
合格者と合格率の推移を見る限り、試験制度改革を行った直後の2007年と2008年が突出して合格しやすかったようです。
それに対して、最近4年の推移を見ると、完全に旧試験制度の難易度に戻っています。
受験する年によってこれほど差があってよいものでしょうか?
本当に、受験生が気の毒です。
(もちろん優秀な人も多くいるはずの2007年・2008年の合格者も含めてです。)
一人でも多くの合格者が「監査法人」で第一歩を踏み出せることを祈ります。