先日、岡山白陵中学・高校の同窓会に参加してきました。
岡山白陵の同窓生は、最近ではほぼ毎年、何らかのグループで同窓会を開催しているようですが、私は2年ぶりの参加です。
今回は中学から6年間一緒だった仲間が集まりました。
それほど久しぶりのメンバーはいませんでしたが、いつものように思い出話に花を咲かせていたところ、修学旅行の話題になりました。
Tさん「K(あだ名)は中学の修学旅行一緒に行けんかったな?」
K「ちょっと人に言えない事情で。。。」
I君「俺も!」
原「僕も行ってない。」
なんと6人中3人も中学の修学旅行に参加していないのです。
普通の中学校ではありえないことですが、昔の岡山白陵では普通のことでした。
フェイスブックなどでは「服役中」などと書かれていましたが、正しくは3人とも「停学中」のため行けなかったのです。
当時の校則はとても厳しく、例えば
・髪の毛(丸刈)が伸びすぎたら「逆モヒカン刈り」
・駅でそばを食べたら「停学2週間」
・ゲームセンターで遊んだら「停学2週間」
・私服で外出したら「停学2週間」
・無許可で外出したら「停学2週間」
・複数該当、連続で「無期停学」
・カンニング「退学」
・飲酒や喫煙「退学」
など、まるで生徒を「囚人」扱いしているような学校でした。
3人の中でも私は最も重い「無期停学」で、なんと2ヶ月近くも学校で勉強することができませんでした。
その期間は週に一回だけ学校に行き、毎日書かされる反省文を持参して、故H先生から説教を受けた後、図書館で自習をする。
その繰り返しです。
共犯者のうちの1人は途中で脱落し、自主退学してしまいました。
まるで忠臣蔵のように。
私は何とか最後まで反省文作成と説教地獄に耐え、復学することができましたが、中3の時の成績は最低ランクになってしまいました。
と話は長くなりましたが、私は岡山白陵で、はからずも「くじけぬ心」を培うことができたのではないかと思います。
また、良い仲間にめぐり合えたことにも感謝するばかりです。
原昇平