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大人の結婚式

この齢(48歳)になって頼まれるとは思いませんでした。
頼まれたのは、結婚式の受付係でした。
というのも、最後に結婚式の受付係をしたのが20年以上前だったからです。

勿論、中学校以来の友人からの依頼なので喜んで引き受けました。
ほぼ同時に引き受けたもう一人の受付係も同級生で、私と同時に停学となり、穴掘りや草刈りなどの強制作業を共に頑張った戦友でした。

結婚式の前にはいろいろと打ち合わせをしました。
・いまどきの結婚式では礼服を着て行かなくてもよいのかな?
・でも、受付係だから着ないといけないのかな?
・この齢になると、ご祝儀はいくら包んでいくものなのか?
残念ながら、20年前から全然レベルが上がっていない自分に気づいてしまいました。

披露宴は姫路の日航ホテルでありました。
玉田さんは気合を入れて着物で参加しており、高級クラブのママのようでした。
主役の新郎・新婦ともにそれなりの齢でしたので、馬鹿騒ぎすることもなく、大人の落ち着いた感じの良い披露宴でした。

その後、某医師会のイベントで披露宴に参加できなかった芸達者なメンバーなどが加わり、二次会・三次会と楽しく続いたわけですが、知らぬ間に新郎・新婦はいなくなっていました。
戦友も魚町(姫路の繁華街)のパトロールに行くとかで、二次会の後には消えていました。
散々浴びるように飲んだ後、広島から来た河原君をホテルに送ってから姫路の実家にタクシーで帰ったのですが、実家に帰った時間すら覚えていませんでした。

普段は次の日にダメージの残らない飲み方を心がけるようにしているのですが、古い仲間が集まったときは仕方がありません。
とても楽しい一日でした。

平成29年11月
原昇平