7月1日に平成23年分の路線価が公表されました。
http://www.rosenka.nta.go.jp/
(過去の路線価に関する記事)↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/75.html
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/125.html
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/178.html
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/230.html
路線価の増減率の平均は前年と比べて3.1%減のようです。
なかなか下げ止まっているとは言いにくい状態ですが、前年より下げ幅は減少しているようです。
ところで、今回の公表時には「調整率」の適用についての方針も発表されています。
http://www.rosenka.nta.go.jp/docs/sozou_01.pdf
この「調整率」とは、東日本大震災の被災者の負担軽減のために設けられたものであり、路線価などに乗じる割合です。
対象となる地域は、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の全域、並びに、新潟県十日町市、新潟県中魚沼郡津南町及び長野県下水内郡栄村であり、平成22年5月11日以降の相続や平成22年1月1日以降の贈与によって取得した土地の評価の際に使用することができるようです。
大震災の日以前の相続や贈与の場合にも使用できるのがポイントです。
信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
http://www.shinwa-ac.net/
税理士をお探しの方がいらっしゃいましたら、信和綜合会計事務所に是非ご紹介ください。