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追憶

先週の月曜日に祖母が100歳で亡くなりました。

祖母は昨年の9月頃から具合が悪くなり入院していたのですが、残念ながら退院することはできませんでした。
一時は食事ができるまで回復したのですが、老衰によりまるで枯れるように逝ったようです。

祖母は明治時代に生まれ、祖父と三人の子とともに激動の戦中戦後を生き抜き、退屈ではない人生だったと思います。
私は同居の最初の孫だったため、よくかわいがってもらいました。
多くの思い出とともに感謝の気持ちで一杯です。

簡単ではないと思いますが、死ぬときには精いっぱい生きたと思えるような人生にしたいものです。


原昇平

賀正

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明けましておめでとうございます。

平成24年で信和綜合会計事務所は税理士法人化して5年目になります。
今年は人員も増員して更なる飛躍の年にするつもりです。

昨年のわが国は明るい話題が少なかったように感じますが、明るい話題が例年より少なかったわけではありません。
震災で苦しんでいる人を気遣って明るい話題を控えめに喜んでいたことが多かったために、そのように感じるのでしょう。
私はそんな日本が嫌いではありませんが、そろそろ前だけを見るべきではないでしょうか?

世間に漂う漠然とした閉塞感は否めませんが、今年は雌伏していた日本が天に飛翔するような年になってほしいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
http://www.shinwa-ac.net/
税理士をお探しの方がいらっしゃいましたら、信和綜合会計事務所に是非ご紹介ください。

銀杯

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敬老の日は過ぎましたが、先週に祖母の見舞いに行ってきました。
子供の時から私と同じ家で暮らしていた祖母だけに、私が行くととても喜んでくれます。

祖母は明治44年生まれですので、8月11日に誕生日を迎えて100歳になっています。
考えてみると、祖母が生まれた年は明治天皇が崩御される年の前年であり、歴史を感じます。

有難いことに、誕生日には兵庫県や姫路市から花や陶器などのお祝いの品が届きました。
そして、総理大臣からも純銀の「銀杯」が届きました。
(真偽は不明ですが、昔は金杯だったという人もいます。)

おそらく、銀杯は記念品だからという理由で使わない人が多いのではないかと思いますが、私は使おうかなと思います。
少しでも祖母の長寿にあやかるために。


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同窓会(姫路)

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先月の下旬に、岡山白陵高校10期生の同窓会がありました。
今回は姫路市内での開催だったのですが、京都や大阪から来た人もいました。

急に声をかけたこともあり、参加者は8名でした。
しかし、全員が中学から6年間を共にすごした仲間であったこともあり、打ち解けるのに時間はかからず、深夜まで大盛況でした。
個人的には高校卒業以来24年ぶりの再会となる人が二人もおり、本当に参加してよかったです。

参加者の職業は様々でしたが、全員が40歳を当然超えていますので、それぞれ責任のある立場になっていました。
それぞれの分野で頑張っている同級生の姿を見ると、自分のぬるさが恥ずかしく、良い刺激になります。

次回は東京で開催するそうですが、ぜひ参加したいと思います。


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ほぼ改正なし

先週、自民党・民主党・公明党は、寄付金制度の拡充や期限切れの租税特別措置の延長などに限定した税制改正法案を成立させることで合意しました。
つまり、昨年の年末に公表された「平成23年度税制改正大綱」に記載された改正項目のほとんどが実現しないことになるようです。

↓平成23年度税制改正大綱に関する過去のコラム↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/254.html

・法人税率の引き下げによる減税
・相続税の基礎控除の減額による増税
・給与所得控除の縮小による増税
などのすべてが実現せず、みっともない限りです。

それよりも、個人的には「更正の請求」期限の延長が成立しなかったのが残念です。
民主党の唯一の成果も消えてしまったようです。


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パートナー

ご心配をおかけしましたが、妻は予定通り退院することができました。
おかげさまで退院後の経過も良く、昨日は講演会で20分も話してきたようです。
あまり無理をしてはいけないのですが。。。

それにしても、妻が入院していた10日間は本当に生活が不自由でした。
結婚して7年近くになりますが、いなくなって初めて妻の大切さがわかったような気がします。
お互いに元気で頑張れることだけでも幸せです。


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41歳の春

実は先週から妻が入院しております。
といっても、急な病気などではなく、以前から予定されていた入院でした。

入院からの経過は以下のとおりです。
<4月18日>
入院初日
<4月19日>
検査
<4月20日>
腹腔鏡による手術、手術時間は約2時間
<4月21日>
歩き始める
<4月22日>
病院内を歩く練習
<4月23日>
30分程度の外出の許可
<4月24日>
2時間の一時帰宅の許可
<4月27日>
退院予定

腹腔鏡による手術は開腹手術より回復が早いとは聞いていましたが、それにしても驚きの早さです。
担当していただいた医師や看護師の方には本当に感謝しています。
人の命や希望をサポートする「医療」という仕事は本当に崇高なものだと改めて感じました。

幸いにも妻の経過は順調ですので、4月27日には退院できそうですが、あと数日は寂しい夜を過ごすことになりそうな41歳の春です。


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災害関連損失・費用の取扱い

国税庁は、東日本大震災を受けて、災害による損失や災害復旧のための費用などの取扱いをまとめたものをホームページで公表しました。

↓国税庁のサイト↓
http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/jishin/atsukai/index.htm

上記のサイトの内容は、今回の震災についての新たな取扱いではなく、以前から定められている取扱いをまとめたものに過ぎません。
しかし、法人事業者だけでなく個人事業者についての取扱いまでまとめられていますので、実務の参考にはなるかと思います。

今回の震災は未曾有の大惨事であることに鑑み、サイトに記載されている項目以外についても、国税庁には柔軟に対応してもらいたいものです。

原昇平

義援金

今回の大震災に対する義援金が日本中だけでなく海外からも集まっているようです。
そんな国に生まれて本当に良かったと思います。

このような義援金の税務上の取扱は以下のとおりです。
・個人が支出した場合
最終的に国や地方公共団体に帰属するものは寄付金控除の対象となります。
・法人が支出した場合
最終的に国や地方公共団体に帰属するものは全額が損金算入されます。
↓国税庁のサイト↓
http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/gien/index.htm

すでに、多くの団体が大震災の義援金の窓口となっています。
しかし、残念ながら、中には義援金詐欺を企むものが含まれているようです。
善意を無駄にしないためには、郵便局などで「日本赤十字社に対する義援金の払込取扱票」をもらって送金するのが無難かと思います。

ささやかではありますが、私も週明けの火曜日に日本赤十字社に義援金を送るつもりです。

原昇平

悲しいことですが、大きな震災が発生しました。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

なかなか言葉が見つかりませんが、この3日間、報道の映像を見ていて感じたことがあります。
批判されるかもしれませんが、一言だけ書きます。

宗教家の方や信心深い方には申し訳ないですが、神など絶対に存在しないと私は思います。
罪のない人を救えない神など、少なくとも私は認めません。

危険を顧みず、救助活動や援助活動に携わっている多くの人間こそが「神」です。

原昇平