4月19日から21日の3日間、上海に行ってきました。
前回は、昨年の7月でしたので9ヶ月振りの訪問です。
今回は、クラスターメンバーの前川健さんと同行しました。
<4月19日>
①出発
今回もマイルを貯めたいので、全日空にしました。
関空10:00発の便で、現地ホテルには現地時間の13:00着。
時差は1時間(日本より1時間遅い)。
②人民元
ホテルにて両替。1元=約15.7円
③HSBC訪問
HSBC(香港上海銀行)に用事があったので、ホテルから直行。
てっきりHSBCの自社ビルかと思っていましたが、森ビルのものでした。
浦東地区は、現在も超高層ビルの建設ラッシュが続いており、森ビルも上海で2棟目のビルを建設中でした。
2008年に竣工予定で、世界で最も背の高いビルになるそうです。
④望月諮詢(上海)有限公司訪問
代表の望月一央さんとは、公認会計士の受験学校時代からの友人で、20年近いお付き合いをしています。
彼は、大学時代に、中国から留学に来られていた奥様と結婚され、1994年から上海で生活しています。
日本におられる頃に、奥様の作った水餃子を頂き、非常に美味しかったのを覚えています。
その後、コンサルティング会社の役員などを経て、2004年に望月諮詢(上海)有限公司を設立され、主に日系企業の現地法人に対し、税務・会計・コンサルティングサービスを提供されています。
現在は、上海の浦東地区の超高層ビルに300平米の事務所を置き、17名のメンバーで会社を運営されています。
このうち、日本人5名(公認会計士2名、弁護士1名含む)。
短い期間に、大きな規模になりました。
私も頑張ろう。
彼に会うといつも刺激を受けます。
http://www.mochizuki.com.cn/
今回は、パートナーの公認会計士である川嶋広行さんにも、貴重なお話をうかがうことができました。ありがとうございました。
<4月20日>
①蘇州日帰りツアー
「オプショナルツアー」なるものに参加しました。
ツアーでなく電車で行きたい気もしましたが、帰って来れなくなるのが怖くて断念。
②虎丘・留園・寒山寺
全般的に水の風景が美しく、日本人向けです。
私個人は歴史好きですので、虎丘が特に気に入りました。
紀元前の春秋時代の呉王夫差にまつわる遺跡だそうです。
日本では臥薪嘗胆(がしんしょうたん)のことわざで知られていますが、夫差は「臥薪」をしたといわれている人です。
(ちなみに「嘗胆」をしたのは越王勾践といわれています。)
また、虎丘には約15度も傾いた塔があり、ピサの斜塔より傾いているそうです。
見た感じでは、今にも倒れそうでした。
③タクシー
初乗りは11元。前回と変わらず。
しかし、夕方以降は全くタクシーが捕まりません。
上海では年々、タクシーを捕まえるのが難しくなっているようです。
④地下鉄
最低料金3元。前回は2元でした。
時間帯によってはタクシーに乗れず、地下鉄に乗らざるを得ない場合がありますが、基本的には乗りたくないです。
なぜかといいますと、
地下鉄のドアが開いた瞬間、乗る人はすぐ乗り込もうとし、降りる人はすぐ降りようとするものですから、収拾がつかないのです。
まるで「合戦」です。
<4月21日>
①上海博物館
何度行っても素晴らしい。
特に、殷代(紀元前2000年前後)の青銅器は見事です。
現地では「殷」のことを「商」と呼んでいるようです。
②豫園近辺での買い物
ゲームソフトや映画DVDの違法コピー商品、偽ブランド商品などが溢れていました。
Windows Vistaの偽造品も店頭に並んでいたのには驚きました。
行政当局が知的所有権を軽んじているのは、依然として変わっていないようです。
③到着
上海18:20発の便で関空には21:30に到着しました。
今回は、初日の朝出発して最終日の夜帰ってくるように手配しましたので、現地での滞在時間が長く、満足できました。
なんとか時間が取れれば、年内にもう一度行きたいです。
大阪市中央区の信和綜合会計事務所
http://www.shinwa-ac.net/