V 目から鱗の決算書(チェックポイント編)
1.収益と費用
@収益
商品やサービスを提供することによって得られる代価。
お金を増やすもの。
A費用
収益を得るために支払う商品やサービスの対価。
お金を減らすもの。
設例の事業の場合、収益に該当するものは、売上高です。
費用に該当するものは、給料と家賃です。
2.利益
利益とは、事業から発生するもうけのことです。
収益−費用で計算されます。
+(プラス)であれば、お金を増やし、−(マイナス)であればお金を減らします。
なお、−(マイナス)の利益のことを損失といいます。
例えば、もっと簡単に考えましょう。
もともと100円のお金を持っていました。
そのお金で100円の商品を仕入れました。
仕入れた商品を150円で売りました。
100円で仕入れた商品を150円で売ったことにより利益が50円発生し、
同時に手持ちのお金が50円増えて150円になりました。
会計なんてこれだけのことなのです。
設例の1〜2月は、上記と同じようなことを示しているにすぎません。
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