ゆく年くる年([) |
2013/12/30(Mon)
|
平成25年最後の月曜日となりました。 今年もいろいろなことがありました。 仕事面では、多くの方にご紹介をいただきました。 おかげさまで、今年で税理士法人になって6年になりますが、今年も過去最高の売上を計上することができました。 本当にありがとうございました。 来年は税理士法人の現パートナーが退任しますので、新たなパートナーの就任が必要となります。頭の痛い問題ですが、よく考えて立派な人を迎え入れるつもりです。 個人的には、厄年でもないのに災難に遭いました。 つい数日前12月25日の朝のことです。 阪神梅田駅の階段を2段とばしで降りていたところ、バランスを崩して前のめりになりました。咄嗟に右足で階段を蹴り、左足で踏ん張って着地したため、転倒は免れました。 しかし、左足(膝)に力が入らなくなってしまいました。 これはただ事ではない。 と思いましたが、左足に力が入らないために階段を上ることができません。仕方なく手すりにつかまりながら、右足でジャンプして階段を上ろうとしましたが、途中で疲れて座り込んでしまいました。 そんな私に気づかないのか多くの人が素通りしていきました。 そんな時、見知らぬ一人の女性が助けてくれました。 なんと、重たい私を支えて階段の上まで一緒に上がってくれたのです。 逆の立場でその人に同じことができたかを考えると恥じ入るばかりです。 本当にありがとうございました。 その後、妻が駆けつけてくれたため、すぐに事務所近くの整形外科に行き、「十字靭帯損傷」と診断されました。 しばらくは松葉杖と友達になりそうですが、頭・首・腰・腕には全く影響がなかったのが幸いでした。 にもかかわらず、昨日から沖縄に来ています。 今回は両親と弟家族も一緒です。 左足に負担のかからない程度に年末年始を楽しみながら、来年の計画を考えようと思います。 原 昇平 |
税理士会の挫折 |
2013/12/23(Mon)
|
「公認会計士や弁護士に無条件で税理士資格を付与させたくない。」 数か月前に、税理士会が新聞広告を出してまで訴えた悲願でしたが、あえなく挫折したようです。 日本税理士連合会は以下の内容で合意したようです。 (以下は日本公認会計士協会理事小見山満氏の文章を引用) ・公認会計士はそのまま税理士になれる。 ・公認会計士になる過程は全く変わらない。 ・実務補修所の研修の一部を国税審議会の指定の研修とする。 ・実務補修所の研修は国税OBの研修と異なり、国税審議会の検証を受けない。 ・研修が指定されるのであり、個々人は国税審議会で合否判定されない。 ・日税連は更なる見直しを求めない。 実務補修所とは、公認会計士試験合格者が公認会計士となるために必ず受講する研修の実施機関であり、現在でも租税法に関する研修を行っていることから、実態に何ら変更がないような結末でした。 そもそも、ドイツを除く欧米の先進国には日本の税理士のような資格はなく、公認会計士の資格しかないのです。 そして、公認会計士は独占業務である「監査業務」だけでなく、当然に「税務業務」を行うことができます。 いやそれ以前に「税務業務」は独占業務ではなく、誰でも報酬を得る目的で税務業務を行うことができるのです。 怪しげな人に依頼して過大申告による損害や過少申告による加算税・延滞税の賦課を受けても、それは怪しげな人に依頼した人の自己責任となる。 それが国際標準です。 TPP協議が進み、アメリカが本気で税務業務の自由化を求めてくることも十分にあり得ます。 そうなると、「税理士」という資格制度が崩壊してしまう可能性もあるのです。 そんな時に、このようなバカなことを主張していた税理士会執行部には呆れるばかりでした。 それ以前に、私たちが納めた会費をバカな新聞広告などに使わないでほしいです。 ただし、税理士の能力担保を図ることには賛成です。 例えば、毎年、全税理士が一斉に更新試験を受け、上位60%のみに3年間の更新を認め、下位40%は保留とする。 そして、3年間連続して下位40%の者については資格を永久に剥奪する。 全く何の試験も受けずに税理士になっている者も多い現状を考慮すれば、これくらいが妥当でしょう。 少し過激になってきましたので、この辺でやめておきます。 税理士法人信和綜合会計事務所(大阪市中央区) http://www.shinwa-ac.net/ |
平成26年度税制改正大綱 |
2013/12/16(Mon)
|
12月12日に、自民党・公明党は平成26年度の税制改正大綱を決定しました。 主な改正項目は以下のとおりです。 詳細については別の機会に譲り、今回は項目のみの紹介とします。 (増税項目) 1.高額給与所得者の給与所得控除額の縮減(所得税) 一定額以上の給与所得者の給与所得控除の上限が平成28年から段階的に下げられることになりました。 2.少人数私募債を利用した節税手法の排除(所得税) これまで20%の源泉分離課税で所得税の課税が終了する私募債の利息について、同族会社が発行するものについては、平成28年1月1日以降に支払われるものから総合課税の対象となります。 3.ゴルフ会員権等の譲渡損の損益通算不可(所得税) 毎年のように噂が出ては消えていた項目ですが、平成26年4月1日以降の譲渡損からは、他の所得と通算することができなくなりました。 3ヶ月ほどの猶予があるのがせめてもの救いです。 4.簡易課税制度のみなし仕入率の見直し(消費税) 金融業及び保険業:60%→50% 不動産業:50%→40% 5.軽自動車税の増税 (減税項目) 1.復興特別法人税の廃止(法人税) 当初3年間の予定でしたが、1年前倒しで終了することになりました。 2.交際費課税の緩和(法人税) 資本金1億円超の法人については、これまで交際費は全額損金不算入とされていましたが、平成26年4月1日以後開始事業年度より、飲食費の50%については損金算入が認められることになりました。 3.所得拡大促進税制の拡充 4.生産性向上設備投資促進税制の創設 5.自動車取得税の段階的廃止 税理士法人信和綜合会計事務所(大阪市中央区) http://www.shinwa-ac.net/ |
北海道探訪U(その2) |
2013/12/09(Mon)
|
前回からの続きです。 12月1日(日) 関西空港〜函館空港〜函館市内観光 @関西空港 今回も南海のラピートで難波から関西空港へ。 自宅からはこれが一番早いです。 Aレンタカー 前回の北海道探訪でレンタカーを乗り捨てた営業所で、自動車を借りました。 北海道は標準語だと思っていましたが、函館は少し東北系の訛りがあるのかも? B函館一のとんかつ 今回も外せないお店、宝来町の「とん悦」です。 衣の厚すぎるとんかつが多い中、この店のとんかつは衣の薄いあっさりとした逸品です。 C立待岬 冬期は通行止めになっており、行けませんでした。 残念。 D豚のすき焼き このお店も外せません。 もちろん牛ではなく、豚のすき焼きを注文し、美味しくいただきました。 ただ、お品書きでは、本来のメニューであるはずの「豚のすき焼き」が「牛のすき焼き」の下に書かれていました。 牛>豚という世の中の流れとはいえ、少し残念です。 E函館山 前回はロープウェイの定期点検中でしたので断念した経緯もあり、今回はロープウェイが営業されている時期を事前に確認して行きました。 函館山からの景色はどの季節でも素晴らしいです。 F赤レンガ倉庫 クリスマスツリーのライトアップがとてもきれいでした。 福引で4等に当選。500円のお買物券でした。 12月2日(月) 函館〜小樽〜小樽市内散策 @長時間のドライブ 函館市内を出たあたりから雪が激しくなり、どうなることかと心配しましたが、高速道路に入ったあたりから雪は小降りになってくれました。 途中で休憩を何度もしながら、約6時間のドライブでした。 A北一硝子 手作りのガラス製品のお店です。 事務所用のグラスをたくさん買いました。 手作りということで、それぞれ厚さや重さが少しずつ違うようです。 B寿司 前回と同じ「宝寿司」に行きました。 前回16カンを食べた妻は、大間のマグロやエゾアワビなど18カンも食べました。(私は19カン) ご主人によると地元の人はシャコのオスを好んで食べるそうなので、私もオスとメスを食べ比べてみました。 それまではシャコといえば子持ちのメスが美味しいと思い込んでいましたが、確かに味はオスのほうがよかったです。 一言でいえば、元気が湧いてくるような味という感じです。 C夜の運河 写真で見ると幻想的な夜の運河ですが、行ってみるとそうでもないような? 12月3日(火) 小樽〜札幌〜トワイライトエキスプレス @時計台 高校の修学旅行以来です。 なぜここが名所なのかがよく分りません。 A友人訪問 中高の同級生(江川君)の勤務先はこの辺りだったかなと思いだし、スマホで調べてアポなし訪問しました。 お昼でも一緒にと思いましたが、既に昼休憩で会社を出たとのことでした。 ダメ元で彼の携帯に電話すると、もう食事は終わったとのことでしたが、その後ラーメンを御馳走になりました。 江川君は2回目の昼食でしたが、完食していました。ホントに申し訳ありません。 B札幌駅 札幌駅前のレンタカーの営業所で車を乗り捨て、JR札幌駅から電車で大阪まで帰ります。 考えてみると、札幌駅から電車に乗るのは初めてでした。 12月4日(水) トワイライトエキスプレス〜大阪 @トワイライトエキスプレス 今回の旅行の目的がこの電車に乗ることでした。 1ヶ月ほど前に、「トワイライトエキスプレス」が廃止されるかもしれないという噂を聞いたからです。 廃止かどうかの真相はともかく、一度は乗ってみたいと思っていましたので、これを機に乗ってみようと思った次第です。 A停車駅 14:05札幌−南千歳−苫小牧−登別−東室蘭−洞爺−五稜郭−新津−長岡−直江津−富山−高岡−金沢−福井−敦賀−京都−新大阪−翌日12:53大阪 実に約23時間の旅です。 B日の入と日の出 残念ながら曇り空でしたので、はっきりと見ることができませんでした。 残念。 C青函トンネル 最深部の青・青・青・緑・青・青・青の蛍光灯の目印を20:00頃に通過しました。 D鳩原ループ線 北陸本線の敦賀と新疋田間は高低差が88メートルもあることから、上り坂となる敦賀行の電車は円を描くように登っていきます。 このような線路をループ線というそうですが、全国でも4か所しかないようです。 E寝台 通常の線路を走っていますので、それなりに揺れます。 しかし、逆にそれが心地よく、結構眠れました。 さすがに帰ってきた日は仕事を早めに切り上げ、10時には寝ましたが・・・。 廃止されていなければ、来年には大阪発のトワイライトエキスプレスに乗ってみたいと思います。 税理士法人信和綜合会計事務所(大阪市中央区) http://www.shinwa-ac.net/ |